HAPWORTH 16,1924 by J.D.SALINGER
1965年、本作品を発表を最後にサリンジャーは完全に沈黙し、いまも生きているそうだ。倉庫にはたくさんの原稿があるそうだが、彼の死後でも、出版されるのだろうか。初期の短編は日本では翻訳されているが、本国アメリカでは、作者が単行本収録を拒否していて海賊本によるか、図書館で戦前から戦後時代の雑誌を探して読むしかないようだ。
これは、7歳のシーモアの手紙形式の小説なのだが、よりわけわかな状態である。
グラース家の連作は書かれたのか、それとも。