■ 「rock'on」誌2014年5月号より、ローバートフィリップのインタビュウーが掲載されていた。

眼から鱗がおちる。

商業的成功は些細な事ではなく、商業的な面でも、ほかの面でも、成功は同じ程の価値がある。根本にある考え方は同じで、違うのはそれがどう表れるかだけだ。自分が内面から豊かになれるのなら、金銭的にも豊かになりたいし、つまり全体としてのバランス、調和が大切。仮に自分が富を築いても、その富に罪悪感を感じることはない、その富を得るために、何もやましいことはしていないから。商業的成功に妙にこだわるのは、物事のバランスについて理解していない。・・・とおっしゃる。

朝から、読んでいて、目が覚める思いだった。

■ 「笑っていいとも」の最終回やその夜のスペシャル番組を録画してもらっていたので、昨日の今日だが、涙を浮かべながら見ていた。2014年3月31日最終回。

タモリは、こんな自分にスタッフやお客様がそれぞれたくさんの価値を付けていただいた、とても感謝している、と言った。32年間8000回を超える平日12時からの一時間生放送、フジテレビ系、新宿アルタのスタジオ。ほとんど休みなく、たぶん船舶免許試験を受ける時ぐらいしか休まなかったと思う、偉大なタモリ。よゐこの浜口は「笑っていいとも、は、タモさんの番組、なんだよね」としみじみ言っていた。まさに、森田一義アワーだったのだ。

幸運にも、僕は一度スタジオアルタで笑っていいともを観覧した。よかったな。

■ そして、4月。松川の桜は蕾をふくらませ、ちらほら花びらを広げている。

その桜並木の下で、懐かしい人と会ったと、ある人は僕に言った。

そういう偶然の邂逅、桜の花の下での再会、すてきです。